■5月4日 走行距離 0km

雨が降っていて体力回復も兼ねて連泊。
夕方頃に菅原さん(日本一周200cc)現る。

■5月5日 走行距離 149km

雨も上がったので出発することに。
昨日管理人の人が話していた谷川製麺所へ向かう。が、まだ早すぎて開いておらず鳴門海峡へ。
うずしおははっきり見えなかった。ぜんぜん”うずうず”していない・・・

そこで、徳島市駅前のスポーツ店漆原さんのところへ行くことに。
(注:前回歩いて88ヶ所めぐりをしたときにお世話になった場所)
漆原さんはなんと本店店長であり、つい広告やマーケット戦略の話をしてしまった。

近所で”そば米”を食す。そば粉を引く前の粒状態のものを、お吸い物のようにして食べるのだ。真新しく感じおいしく食べることが出来た。

今日から88ヶ所めぐりの続きだ。
18番恩山寺19立江寺と周り、明日からは20番以降。

今日の寝床は天文科学館のような裏の芝生。夜の見回りがちょっと怖い。

■5月6日 走行距離 200km

朝7時30分に出発。寝た場所は那珂川町の科学センターだった。

20番鶴林寺、21番太龍寺、22番平等寺、23番薬王寺ここから一途室戸岬を目指す。
24番最御崎寺までの東高知の海岸線はハイスピードでご機嫌である。
さらに25番津照寺、26番金剛頂寺をまわり、奈半利町の東浜にてテント泊。

今日は食料の買出し。牛乳やらトマトなど足りないものを買う。
ガソリン高し。のんびりと海見てると気持ちがいい。地元の人とよく話した。

■5月7日 走行距離 131km

東浜を出発する間際に今朝ちょこっとはなした松岡さんに声をかけられ、
朝からいきなりシャワー&ご飯をいただく。

27番神峰寺、28番大日寺、29番国分寺、30番善楽寺、31番竹林寺、 32番禅師峰寺、33番雪渓寺、34番種間寺を巡る。

今日は桂浜に寄り、坂本龍馬の銅像の前でしばし佇む。
高知の風景は良いし、時間が止まったようだ。
竜河洞は1000円のためパス。

今日は仁淀川の岸でテント泊。明日は36番青竜寺、35番清滝寺と順にまわり大樽の滝を見る予定。

■5月8日 走行距離 152km

高知は美しい場所がありすぎる!!

仁淀川から有料の橋(50円)を渡り、36番青竜寺、35番清滝寺とまわり大樽の滝へ。
滝は四国一の落差で、水飛沫があり徒歩で15分とちょっと奥にあるが全体的な雰囲気がよく人もいなかったので、十分に満足できた。

37番岩本寺経由で、一の又渓谷温泉へ。沈下橋でまったり休憩もした。
高知に来た時に是非入りたいと思っていた温泉である。840円。

環境は申し分ないが、湯船の作りが悪すぎた。従業員が手作業で作っているらしい。芸能人の写真もたくさんあり、なんだかなぁ・・・という感じだ。

今日は道の駅大正のそばの川原にてテント泊。
今までテント泊でお金を払ったのは一度だけだ。
夜になると何処からともなく人が現れ、高知名物の焼酎丸ごと一本もらえた。
いろんな人が川原に来る。地元の人と話すのはとても楽しい。

-memo-

四万十川のほとりでテントを張って川を見ていると本当に時間が過ぎることを忘れてしまう。
川ではハヤを釣る人。犬を連れて散歩する人。虫を探す鳥。
のどかすぎるほど自然に接している。
ただこの土地の難点は、仕事が無いこと。
四万十川の上中流は川が干上がってしまう。ダムによる止水など。
今あるこの自然の形そのままが残るわけではないらしい。
景観のため不要となった沈下橋も部分的に残している。
川の水も地元の人は飲めないという。
いつまでこの自然が形を変えずに残っていけるのであろうか・・・

■5月9日 走行距離 257km

四万十川の流れに沿って口屋内、沈下橋などを通り、中村市に突入。
昨日一緒に話し込んで酒飲んだおじちゃんに貰った焼酎をお土産として四万十川に別れを告げる。

やはり河口に近づくにつれ顔を変え、いろんな楽しみができる四万十川である。
上流から河口まで10日ぐらいかけて、彷徨ってみたいものだ。

さて、88ヶ所のほうだが、足摺岬にある38番金剛福寺、39番延光寺と。
長丁場のため40番観自在寺へ向かう途中、一本松温泉にて入浴(250円)。

すっきりした後に40番観自在寺をまわり、近郊の西海町を探索。
高茂岬という場所でテント泊。
夕日ポイントだが、20分ほど前から雲が出てきて夕日が見えん。

明日は佐田岬・名水などイベント多数あり。
晩飯は「はがつお丼」作成。

歯ブラシ見当たらなくなった・・・きっと一の又温泉に忘れたのだろう・・・

■5月10日 走行距離 204km

佐田岬のロングな峠

西海町の海は澄み切ってきれいだが、日が出る前なのであまり良さがわからない。

そこで、とりあえず41番龍光寺、42番仏木寺と周り、観音水の名水へと向かう。
名水というだけあり、上流部にある洞窟から湧き出していた。
その付近では鳥や川魚、おそらくイタチまでもがいた。
水も勿論おいしく名水場所としての雰囲気は抜群である。

43番明石寺のあと、佐田岬先端まで行く。
思ったより峠道が多く到着するまでに2時間ほどかかったが今まで見た中でNo:1岬である。
九州を見たのも初めて。

足を引かれつつ透明度の高い海から去ると日が落ちてきたので寝床探し。
なかなか見当たらないので、側道に外れたつもりだったが17時以降観光バスもが多く走る道端にテントを張ってしまった。気分最悪である。

■5月11日 走行距離 167km

結局車の通りは気にならなかったものの、近くの家出夜中1時過ぎまでバンド練習していた・・・なんとも言えない辛さだ・・・

45番岩井寺に10時30分ごろ到着。
山の上のほうにあり散策かねていたら1時間近く歩いていた。

12時過ぎに岩井寺を出ることとなり、44番大宝寺の前にうどん屋によることに。
醤油掛けうどん大(550円)、おにぎり(200円)を食べる。うどんがとてつもなくうまい。

44番大宝寺をまわり、46番浄瑠璃寺、47番八坂寺、48番西林寺付近で名水get
その足で、49番浄土寺、50番繁多寺をまわる。
49番浄土寺では噂の女一人歩き遍路発見。アイス食ってた。

51番石手寺付近では、有料駐車場が多くガスSTで給油してバイクを置いていたのだが、100円/Lもとりやがって、今日は朝から晩まで腹立つことが多すぎる。

愛媛はあまりいい印象がない。いいところといえば、山の奥の景色のみ。
どうも四国の人はいい人と悪い人が極端すぎる。

時間ぎりぎりに間に合った52番太山寺の駐車場で寝る。
NHKが撮影にきていた。夜近くにあるトイレ鍵かけられた。

■5月12日 走行距離 155km

52番太山寺を7時過ぎに出発。53番円明寺を周り、国道196で北上。

北条市、今治市に入り、54番延命寺、55番南光坊、56番泰山寺、57番栄福寺、58番仙遊寺、59番国分寺さくさくまわる。
だんだんと納経のための金払いが嫌になる。金金金の88ヵ所だ・・・

途中志島ヶ原で食事をとり、61番香園寺、62番宝寿寺、63番吉祥寺、60番横峰寺、64番前神寺とまわり、気分転換を兼ねて湯ノ谷温泉(300円)にはいる。
硫黄の香りがあり、人も多く本当のじじ・ばばが集まるところだ。

その後、田んぼの真ん中にある”うちぬき名水”をのむ。
名水もいろいろと飲んだが、あまり変わりがわからない。だが、沸いていたのでうまそうだ。

国道11号に入り、白バイが増えてきたのでビビリながら進んでいるとレッドバロン新居浜を発見。オイル交換を兼ねて、異音のしていた部分を探してもらう。異音のもとは、マフラー部のねじが一つ無くなっていた為であった。無事音もしなくなった。

このままちょこっと進んだ池田池公園にてテント泊。景色がいいところ。

■5月13日 走行距離 159km

65番三角寺から66番雲辺寺へと、最後の難所を越える。

66番雲辺寺までは龍水の滝を見つつ比較的簡単な道だったが、67番大興寺への道がダート&急勾配である。
やはり山の中の景色は気持ちがいい。

香川の運転マナーは最悪だ。
なぜか60km/h以上出ているので、車を煽ることもしばしばあった。

そんなこんなで70番本山寺、68番神恵院、69番観音寺とまわり、琴神公園にて展望台より砂で作った大きなお金を見たが人の作ったものなのであまり感動はしなかった。

71番弥谷寺、72番曼荼羅寺、73番出釈迦寺、74番甲山寺、75番善通寺、76番金倉寺、77番道隆寺、78番郷照寺と周り、時間ちょうどで終了。

今夜の寝床は瀬戸大橋記念公園でテント泊。夕日に映える瀬戸大橋であった。

■5月14日 走行距離 188km

88ヶ所巡り終了

79番天皇寺、81番白峰寺、82番根香寺、80番国分寺、83番一宮寺、84番屋島寺、85番八栗寺、86番志度寺、87番長尾寺、88番大窪寺と、ようやく88ヶ所めぐりも終わり、お金を使うこともなくなるだろう。
しかし、88番大窪寺で鐘つきや最後の納経など結構感動するものがある。

88番大窪寺に向かう前に公渕森林公園のそばにあるうどん屋谷川まで足を伸ばし、うどん大(220円)は非常にうまかった。又、追加で竹の子てんこ盛うどん小(120円)も食べたが、これはおばちゃんにおごって貰う形になった。

大窪寺終了後スーパー林道に行こうか行かないか30分ほど迷った末に、別の機会に四万十川も含めて、訪れることにしようと決めた。

と、いうことで吉野川に沿った国道192号を西へ。
徳島県三好郡加茂町の美濃田の渕キャンプ場でテント泊。景色がいい場所である。

■5月15日 走行距離 237km

しまなみ海道を渡る

朝起きるとテントに虫がびっしりとついていていた。とりあえず払いのけるが、その数の多いこと・・・結局出発したのは8時近くである。

大歩危小歩危を見つつ、かずら橋へと行くが、ナントその料金500円・・・10分ほど悩んだ末に、渡ることにした。しかし、どうやら奥のほうにももう一つかずら橋が無料で渡れる場所があるらしい・・・

一路西へと方向を変え途中にある新居浜レッドバロンにてオイル交換&点検(1000円)。

そして、しまなみ海道へ。
大島、伯方、大三島、生口島をぬけ、因島下りてすぐの広場でテント泊。
伯方の塩で有名な伯方にこられてちょっと感動。

原付で橋を渡れることに感動する。フェリーでわたらなくて良かった。
原付でわたるとき、入り口がわかり辛いかも。糸口公園内から。

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