■5月31日 走行距離 110km

ついに屋久島へ

フェリーに乗り一人の日本一周ライダーと知り合う。名古屋の新開さんと屋久島まで話しこむ。

12時30分頃屋久島到着。早速時計回りで屋久島探索。

ドローキの滝・平内海中温泉(寸志100円)・大川の滝をみる。
青い海・空・緑の木々と、晴れているせいもあるがそれぞれの色が澄んでいる。そして時間の流れもゆったりとしている。

登山届けを出した後、荒川登山口へと向かう。19時着となってしまい、日もとっぷりと暮れてしまい、真っ暗である。岩の隙間から流れる水を使って食事を取る。これがまたうまく感じる。

トロッコはもう目の前にあり、縄文杉・ウィルソン株と、じっくり8時間のトレッキングを楽しむとしよう。

■6月1日 走行距離 110km

朝6時駐車場出発。

トロッコの軌道上をずっと歩いて大株歩道入り口8時40分着、ウィルソン株9時20分着、大王杉10時20分着と、片道ゆっくりといろいろ見ながら歩いて5時間。

途中で新開さんと会い、一緒に昼食。私は縄文杉の前で1時間15分ほどじっくりと眺めていた。

石川賢治写真集「月光浴」でみた縄文杉のようには見えなかったが、やはり縄文杉は偉大で、人を寄せ付けない雰囲気をもっている。

もっと見ていたいという欲に駆られながら、12時15分出発。下山することに。ウィルソン株13時10分着13時30分発、小杉谷小中跡15時10分発、荒川登山口16時着。疲れているが下山届けの連絡を。

計10時間の楽しく有意義なトレッキングであった。今日はそのまま駐車場でテント泊。

とにかく縄文杉までのアプローチが素晴らしく、川の水、太陽、木々の緑、空の青など、色がものすごく映えていて”水の国・屋久島”を体で感じながら歩くことができた。

宮之浦だけも上れそうなルートである。また縄文杉に会いに行きたい。

ちなみに、切り株や倒木に自生することをそれぞれ切り株上更新、倒木上更新というそうだ。

■6月2日 走行距離 222km

朝起きるとすでに雨が。・・・やはり雨の屋久島である。だらだらと8時前に出発。

まずは紀元杉。これは間近に見ることができた。触れることができるとやはりうれしく思いもひとしおである。

その後安房まで抜け、それから湯泊温泉へ。急な坂を下り海辺へ行く。ちょっとぬるめだが満足。

大川の滝・瀬切の滝をみつつ、屋久島灯台にいく。灯台だけあって眺めはばっちり、ここでテント泊にしたかったが、まだ14時30分であったので先に進む。

永田の浜では運良く海がめのモニュメントを見つけ、今晩は矢筈公園キャンプ場にてテント泊とする。ここで歩きでやってきた高橋さんと出会う。

夜は海がめを見に行く予定だ。

夜17時30分ごろ公民館へ行くが誰もいないので近所の人に聞いてみると、ボランティア団体代表の大牟田さんと知り合うことができ、本当なら見ることができない田舎浜でボランティアの人たちと見学できることになった。

21時ごろまで亀ハウスの前でごろごろしていると、NHKの奥山さんが出現。ボランティアの宮田さんと3人で見回ることになる。浜を歩いて1時間もしないうちに、海がめの産卵を間近に見ることができる。

実際に生んでいる時の亀や卵に触れ、また産み落とした卵をカウントするために掘ったり、別の場所に移動するため、亀の気持ちになって産卵穴を掘ってみたりして非常に貴重な体験をすることになった。

■6月3日 走行距離 78km

朝9時30分頃暑くて目がさめる。昼前に宮之浦まで買出し。昼ごはんはのり弁と高橋さんと作った焼きうどんである。

15時過ぎに亀ハウスに勉強しに行くと、また奥山さんと遭遇。というか、NHKの番組収録していた。ぺこちゃん似で楽しい人だ。17時頃までVTRなど見て、帰り際に亀につけるナンバータグ発見。早速キーホルダーとしてつけてみた。

帰る途中一湊の浜でも見ることができるのでは、と思い海岸を見てみると海がめ上陸の後発見。歩いた後が4〜5本ついていた。ゴミだらけであったので、簡単に掃除して帰る。

今夜は高橋さんとさっきの海岸に行って海がめ観察してみるつもりだ。

■6月4日 走行距離 48km

昨晩高橋さんと一湊の海岸へ海がめを見に行くが、結局海がめに遭うことはできず。

しかし、地元のボランティアの人たちが、先日産んだ卵を移動させるみたいなので同行したところ、なんと割れている海がめの卵を食べさせてもらった。味は鳥の卵とは全く違っていて魚の生臭さが残っている。濃厚な味であった。

食べ方は卵をわって砂の上に落とし、手で押しつぶすようにして出てきた黄身を食べるのである。貴重な体験をしたものだ。

今朝は10時頃に起きて12時頃出発一湊の港で伊勢海老がいそうなテトラを探す。その後白谷雲水峡へ移動。14時30分ごろに到着。2時間30分コースの3本足杉の先の沢まで行き、休みながら弥生杉のコースへと戻る。

雨の中時々差し込む日の光は小さな杉の芽を色鮮やかに映し出し、雨上がりの屋久島の良さも味わうことができた。弥生杉を見る頃にはガスが出てきて雨も強くなり、20〜30分ぐらいしかそばにいる事ができなかった。しかしかなり満足できる。

いろいろ買い込んで、テントに戻ると朝すれ違った小山さんがいた。
ちなみに明日は奥山さんの誕生日&帰る日である。帰る前に会えたらいいな。しかし、明日は昼まで雨の予定である。

■6月5日 走行距離 42km

朝起きてボーっとしつつ昼過ぎに奥山さんを見送りに空港へ行く。

14時頃つくが見当たらない。係りの人に呼び出してもらうが、まだいないらしい。16時15分の便で予約があることを知ったのでそれまで待つことにする。

15時30分ごろ軽に乗った奥山さん出現。だが、しばらく気づかなかった。
とりあえず誕生日プレゼントとして山の水をあげる。住所交換などして握手して別れる。

■6月6日 走行距離 0km

休日であるのだ

今日は気分も日付も日曜日。よって完全にオフ。

日焼けしたり景色を見たり、高橋さんの三味線を聞きながら、屋久島の焼酎「三岳」を飲んで昼まっからヨッパラっていたりと、屋久島時間を十分に堪能する。

小山さんは昼過ぎから白谷小屋に向かって出発した、テント張りっぱなしで。
そろそろ出発しようかな・・・

今日は大学のヨット部友達宇留野の結婚式。南の屋久島からおめでとう。

■6月7日 走行距離 2km

今日は風が強く小山さんのテントが飛んでいきそうになる。
5時30分ごろそばに寄せるが、やはり耐えられないらしく高橋さんとポールをはずす。

午後になり高橋さんは貝取りに、私は大浦温泉(300円)にいく。眺めがきれいで満足できる。

帰りに白川の集落へ行き、公民館の場所を確かめた。聞いた話では、1日300円で泊まることができるそうだ。しかも長期で。

帰ってみると貝をたくさん採ってきたらしく、塩茹でしてある貝をたくさん食べさせてもらう。

小山さんのテントはすべて東屋の下の移動。
強風の中テントは私だけである。今一度ペグダウンし直して、夜の嵐に備える。
なぜか冷静になっているが台風並の風雨はテント耐えられるのだろうか・・・
雷さえ落ちなければいいや。

11日の沖縄本部行きのフェリーにはぜったい乗るぞ。
屋久島出発は10日鹿児島行き。10時チケット販売開始。

■6月8日 走行距離 0km

一日雨・・・ボーっと過ごす。

それだけ・・・脳みそ止まってそう・・・

■6月9日 走行距離 ???km

朝雨が上がりテントを干すために畳んでいたらなんとなく出発してしまおうという気になったので、12時30分発鹿児島行きのフェリーに乗ることに。三岳1升2本家に送る。

フェリーの中では小川さんと照さんに出会う。楽しく話しながら住所交換などして鹿児島に着く。到着時間が17時20分あわただしく18時発の那覇行きフェリーに乗り込む。

自転車で旅している進藤さんと知り合う。

到着予定時間は10日18時である。のんびり楽しむとしよう。

■6月10日 走行距離 100km

沖縄上陸

奄美・沖永良部・与論などを通り、那覇には18時50分着、かなり疲れた。

通過していって島はとてもきれいな海に囲まれていた。

那覇についたはいいが、かなりムシムシする。今日はこのまま進藤さんとフェリー乗り場で寝ることにする。

そこでヒデと知り合う。日本一周チャリダー。かなりワイルド&クレバーな人だ。
正直トイレで全身洗っていた姿には引いた・・・けどもここは沖縄だからな・・・

明日は首里城見学。20時の石垣島行きのフェリーに乗る予定。

■6月11日 走行距離 100km

朝9時ごろ出発。18時に2人と石垣島行きフェリー乗り場で落ち合うことうにする。

一路首里城へ。やけに首里城の赤い建物が映える。

そこからさらに北上しようと思うが時間的に辛そうなので、南下。
南半周することに切り替える。

平和祈念公園・ひめゆりの塔など見学し、喜屋武岬へいく。
最南端だけあって景色は最高である。
さらに奥にいこうとカブで灯台の先に進んでみると、見えない深みにはまってしまい抜け出すのに30分以上かかってしまった。汗だらだらかいてしまった。やはり沖縄は暑い。暑すぎる。まだ時間があるので国際ストリートに行きお土産やソーキそばなどを食す。

那覇新港に18時頃到着。20時発の台湾高雄行きのフェリーに乗り一路石垣島へ。

中で知り合った女の子2人と合わせて5人で酒などを飲み、きれいな星空を堪能する。
到着予定12日10時フェリーはすさまじく豪華である。

■6月12日 走行距離 120km

10時石垣港着。暑すぎる・・・2時間ほどボーっとして構内の食堂でゴーヤチャンプル定食(500円)を食べる。苦味が残りおいしいものではない。2人と別れテント泊の場所を確認し、私は石垣島一周へと向かう。

まず北上。川平という所で海を見る。島内で一番きれいだということもあり、海の色が今まで見たのとは違っているし見ていて感動できる。そしてさらに北上。伊原間を抜け平野へと向かう。途中平久保灯台により、180度以上に広がる水平線や景色についボーっとしてしまう。

平野に行くと牧場の中を走ることができるダート道発見。とりあえず進んでみるが、10km弱のところにゲートがあり、ひき返して来た。それにしても牛は怖かった。

そして南下。フェリー乗り場付近の緑地公園で2人と合流。食事後に酒盛りが自然と始まる。それにしてもヒデはなぜか荒れていた・・・

私もいろんなことに慎重に・・・

■6月13日 走行距離 ???km

ヒデと合流するために全日空ホテルのビーチへ向かうが合流できず。ガソリンも切れていたためビーチのそばにおいてあるものを2L100円で売ってもらうことができた。プラプラしつつ米原キャンプ場へ向かう。

その途中でヒデ発見。キャンプ場でテント張ることとなる。
先に進んで畑でパイナップル2個200円で手に入れたので夜のデザートに。

キャンプ場ではライダーの信澤さんに出会う。3人で自然と酒盛り。

■6月14日 走行距離 ???km

プラプラしていたらフェリーで知り合った地元民お勧めの手羽先があるというパラダイスハウス発見。この手羽先はかなり大きく100円である。早速買ってみて食べるが、評判そのものである。

キャンプ場に帰ると屋久島であった新開さんがいた。出発する直前だったのであまり長くは話せなかったが、楽しい談義となった。

夜はライダーの山シーも加えて私、ヒデ、信沢さんの4人で酒盛り。チキンの話をしたら、早速皆で買占めに行った。

■6月15日 走行距離 ???km

朝起きてなぜか山シーのジーパン切る作業手伝う。暑い中テントの前で人のジーパンのほつれを直すのはあまりいいものではない・・・

その後2人で隣の海岸に行き女を見つけていた。埼玉の女性が一人いたが、のって来ないのでそのままお開き。ヒデを誘って3人でリーフ際まで泳ぎシュノーケリングをする。初めての体験でかなり興奮した。

今日は昨日の酒盛り4人に加えチャリダーの有人(ありと)も参加。キムチ鍋、八重仙3升を5人で空ける。有人は死んだように目・鼻・口に蝿がたかっていた・・・

そのまま朝の5時までヒデと飲み明かす。

とにかくアツイやつばかりだ。アツイやつらが世界を変える。「石垣だからなー」が流行りだす。

■6月16日 走行距離 ???km

とうとう与那国 -最西端の地-

ちょっとだけ仮眠して6時に起きる。出発の準備をしていると7時30分過ぎに信沢さんが西表島に行くといって飛び起きた。多分間に合わなかっただろう・・・

10時石垣島出港14時30分与那国島着
風が強く船がゆれていたので眠りっぱなしだった。

とりあえず東崎・西崎を見て、この旅も1/4終えたことを知る。
比川浜でテントを張り、飯田さんその他1人と知り合い、夜は自然と酒盛りとなる。

■6月17日 走行距離 ???km

今日は海神祭。7時過ぎにおき港に行く。

ハーリーのレースは3種類ある。スプリント・転覆・長距離。それぞれが意味をもっている。スプリントは嵐から逃げるため、転覆は嵐に遭ったときのため、長距離は遠洋漁業のためらしい。昔の狩りはセイルをつけてマレーシアの方まで行っていたらしい。

そこで地元の田島さんと出会う。夜にお呼ばれしたので、それまでカレー屋ゆきさんちで時間をつぶすことに。この店はなぜかゆったりできる場所だ。チョコチョコと来そうな気がする。

夜になり飯田さんを誘って田島さんの経営する牧場へ行き3人で飲みながら田島さんの演奏する三線を聞く。涙が出るほど感動した。なんか沖縄の風が気持ちいい。

■6月18日 走行距離 ???km

朝起きて西崎へいく。台湾はやっぱり見えない。フェリーは9時出港、見送ることはできなかった。プラプラしながら、ゆきさんちでボーっとしていた。

夜は飯田さん、渡辺さんの3人で楽しい飲み会。渡辺さんが帰ってから飯田さんとかなり熱いトークをしていた。寝たのは朝の4時過ぎだった。

■6月19日 走行距離 ???km

東崎のほうを回りつつ祖納の郵便局へ。今までお世話になった人へ出すはがきを買い、またまたゆきさんちへ。カレーを食べつつ手紙を書く。チャイがおいしい。

16時頃にテントに戻ると新開さんがいた。なんか与那国で会うのは不思議な気持ちだ。今日は与那国最後の日。夜には3人でまた酒盛り。飯田さんがもぐって取ってきた貝はおいしかった。

■6月20日 走行距離 ???km

6時30分おきで10時発の石垣島行きフェリーに乗る。ついてから新開さんと食事をするが、その後、彼は行方不明に・・・

■6月21日 走行距離 ???km

6時におきて9時発の波照間行きのフェリーに乗る予定だったが、気が進まなかったのでボーっとすごす。そんな日もいいだろう・・・石垣だからなー。

■6月22日 走行距離 ???km

そばに同じ種類のテント張る人が話し掛けてきて仲良くなる。女の子2人らしい。晩に一緒に酒を飲む。四国であった菅原さんがやってきた。

■6月23日 走行距離 ???km

飯田さんと他2人で洞窟探検。とても疲れた。近所の定食屋で、ロースダブル定食なぞ食べてみる。沖縄のとんかつは薄くて大きい。

なんか最近調子に乗りすぎてる。
今回の旅は人から何かを得る旅。
人に与えるのは2次的要素。
あまり調子に乗るな、オレ。

■6月24日 走行距離 ???km

波照間島 -最南端の島-

日本最南端の夕日。たまらないほど美しい。

だけれども、まだ旅を1/4終えただけである。
もっと多くの人と知り合い、もっと多くの知識を得るためにも。
旅を続けよう。

■6月25日 走行距離 ???km

朝から西浜を1時間かけて散歩するが、波照間らしさがわからない。

しかし昨晩10人ほどで飲み、仲良くなった人たちと昼食。貝の刺身、焼き貝、鍋などしてかなり気分満足である。明日はもう一度一周して15時のフェリーで石垣へ。

■6月26日 走行距離 ???km

とりあえずボーっとしつつも、皆さんに別れの挨拶。15時のフェリーに乗り石垣へ。17時着。

そのまま18時30分のフェリーで那覇へと行くことにする。女の子2人組豊田さん・田辺さんにまたまた再会。そして毎度の飯田さん。そのままぐっすりとフェリーの中で寝てしまった。

■6月27日 走行距離 180km

8時那覇着。皆と別れ私は辺戸岬へ半時計回りで回る。

途中有人に聞いていた高江にある、米軍払い下げのマニアックな店で食料を1000円程度買い込む。内容はレトルトだが、1食分50円、ココア1袋10円、紅茶に関しては詰め込んだ袋1つで100円とかなり安い。

そんな事しながらウキウキしつつ、辺戸岬へ。しかし感動はあまりしなかった。
そして瀬底ビーチへ。行ってみると飯田さんはじめ豊田・田辺組と再会。

沖縄最後の夜飯田さんと3時ころまで酒飲んで話し込んでいた。

沖縄は酒びたりの毎日でした・・・

■6月27日 走行距離 180km

朝7時起床。荷物まとめて本部港へ。11時発の鹿児島行きAラインに乗る。

ただただ眠るフェリーでした。

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